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万葉の故地・平城京

平城京(ならのみやこ)を詠った万葉歌

ライトアップ大極殿

あをによし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく今 盛りなり(3巻-328)
作者:太宰少弐・小野老朝臣(だざいのせうに・をののおゆあそみ)

あをによしは「奈良」の枕詞
アヲニは顔料に生る緑青のことで、ヨシは讃めことばです
奈良という語のある歌は51首
「奈良の都」と詠まれる歌は23首あります
ほとんどが奈良以外の地で詠まれたもので、都への望郷の思いや恭仁京遷都後の都の荒廃への嘆きを詠ったものです

やすみしし 我が大君の 敷きませる 国の中には 都し思ほゆ(3巻-329)
藤波の 花は盛りに なりにけり 奈良の都を 思ほすや君(3巻-330)
作者:2首とも大伴四綱
我が盛り またをちめやも ほとほとに 奈良の都を 見ずかなりなむ(3巻-331)
作者:大伴卿(大宰府の長官・大伴旅人)

やすみししは「君」にかかる枕詞

恭仁京遷都後の都の荒廃への嘆きを詠った歌
秋されば 春日の山の 黄葉見る 奈良の都の 荒るらく惜しも(8巻-1604)
作者:大原真人今城
世間を 常なきものと 今ぞ知る 奈良の都の うつろふ見れば(6巻-1045)作者未詳

「奈良の都」と詠まれる歌(長歌除く)
龍の馬も 今も得てしか あをによし 奈良の都に 行きて来むため(5巻-806)作者:大伴旅人
龍の馬を 我れは求めむ あをによし 奈良の都に 来む人のたに(5巻-808)作者:大伴旅人
我が主の 御霊賜ひて 春さらば 奈良の都に 召上げたまはね(5巻-882)作者:山上憶良
紅に深く 染みにし 心かも 奈良の都に 年の経ぬべき(6巻-1044)作者未詳
たち変り 古き都と なりぬれば 道の芝草 長く生ひにけり(6巻-1048)作者: 田辺福麻呂歌集より
なつきにし 奈良の都の 荒れゆけば 出で立つごとに 嘆きし増さる(6巻-1049)作者:田辺福麻呂歌集より
沫雪の ほどろほどろに 降りしけば 奈良の都し 思ほゆるかも(8巻-1639)作者:大伴旅人
あをによし 奈良の都に たなびける 天の白雲 見れど飽かぬかも(15巻-3602)作者:遣新羅使の一人
あをによし 奈良の都に 行く人もがも 草枕 旅行く船の 泊り告げむに(15巻-3612)作者:遣新羅使の壬生使主宇太麻呂の歌
海原を 八十島隠り 来ぬれども 奈良の都は 忘れかねつも(15巻-3613)作者未詳
山川の 清き川瀬に 遊べども 奈良の都は 忘れかねつも(15巻-3618)作者:遣新羅使の一人
天飛ぶや 雁を使に 得てしかも 奈良の都に 言告げ遣らむ(15巻-3676)作者:遣新羅使(名前は不明)
あをによし 奈良の都は 古りぬれど もと霍公鳥 鳴かずあらなくに(17巻-3919)作者:大伴家持

地名としての「なら」の語源は「ならす(平らにする意)」の「なら」との説が有力です
平坦にされた地に造営された都城であるので「平城京」と記されました
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