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万葉の故地・二上山

二上山は、葛城市当麻町と南河内郡太子町の間にあるフタコブラクダのような尾根の山です
現在は「にじょうさん」と呼ばれることが多いですが、万葉の時代は「ふたがみやま」と呼ばれていたようです
雌岳(標高474m)と雄岳(標高540m)があり、雄岳の山頂には、大津皇子の墓があります
0165: うつそみの人にある我れや明日よりは二上山を弟背と我が見む
0166: 磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど見すべき君が在りと言はなくに
姉の大伯皇女が弟の大津皇子が処刑されたあと二上山に移葬した時に作った歌です
大津皇子は天武天皇と太田皇女(天智天皇の息女)の子です
1098: 紀道にこそ妹山ありといへ玉櫛笥二上山も妹こそありけれ
2185: 大坂を我が越え来れば二上に黄葉流るしぐれ降りつつ
2668: 二上に隠らふ月の惜しけども妹が手本を離るるこのころ
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