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興福寺の乾漆十大弟子立像

釈迦には、生涯1250人の直弟子がいたとされます
傑出した10人の高弟を十大弟子と呼びます


富楼那 須菩提

 奈良時代の作です

 興福寺の十大弟子は『維摩詰所説経(ゆいまきっしょせっきょう)』「弟子品(でしぼん)」に説かれる大迦葉(だいかしょう)、阿那律(あなりつ)、富楼那(ふるな)、迦旃延(かせんえん)、優婆利(うばり)、羅ゴ羅(らごら)、舎利弗(しゃりほつ)、目ケン連(もくけんれん)、阿難陀(あなんだ)、須菩提(すぼだい)です

 乾漆造でいずれも剃髪し、袈裟を着し金剛板をはき、洲浜座に両足をそろえて直立
 彩色の乾漆造で、現存する六像はいずれも高さ150cm弱の立像です

富楼那像(ふるなぞう)
 像はこまやかな襞(ひだ)を造り老貌をあらわします
 左肩を引き右肩を出し、右方を見つめる姿です
 大勢いた弟子達の中でも、説法が上手で弁舌にすぐれて『説法第一の人』と称されたそうです

迦旃延像(かせんえんぞう)
 像は右肩を少し右に出し、わずかな体の動きで大きな動きを感じさせる姿です
 右を向き、口を開き、歯をのぞかせています
 釈迦にいつもつきそい、釈迦の難解で深遠な教えをよく知り、人々に分かりやすく解説したので『論議第一の人』と称されました

(らごらぞう)
 像は正面を向き、目を閉じ、両手は腹前で袈裟の中につつむ姿です
 釈迦が出家する以前にヤスダラ妃との間に生まれた子です
 釈迦がさとりを得、故郷のカピラ城に里帰りされた時に弟子となったそうです
 釈迦が定めた決り(戒律)をよく守り、人々の模範となり『戒行第一の人』と称されました
 釈迦の子として、他人から絶えず注目されていることをよく知っていて、人の2倍も3倍も努力し、また身をつつしんだと言われます


舎利弗像(しゃりほつぞう)
 像の袈裟の襞は垂直方向に流れ、直立感を感じさせる姿です
 釈迦は舎利弗には一目置き、弟子中の上首に置きました
 学徳にすぐれ、人々の教化に努め『智恵第一の人』と称されました


(もくけんれんぞう)
 像は真っ直ぐ前を見て、両手で何かを抱かえ持つすがたです
 地獄で苦しんでいる母を神通で救い出したのをはじめ、神通にすぐれていたので『神通第一の人』と称されました
 羅ゴ羅の得度の際には目ケン連が髪を剃り、舎利弗が戒師(かいし)となったそうです


須菩提像(すぼだいぞう)
 像は大まかな襞に造り、若者の顔で、左方を見るすがたです
 とらわれのない心、かたよりのない心である「空」を、最もよく理解していたので『解空第一の人』と称されました

 十大弟子の画像: 興福寺のホームページ
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