2017-03

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室生寺の仏像

量感たっぷりの仏像たちです

 室生寺金堂内の須弥壇に本尊の釈迦如来像を中心に
 向かって右に薬師如来と地蔵菩薩像、左に文殊菩薩と十一面観音像の五尊が並びます
 その前に十二神将像が一列に配されています
 (12体のうち辰神・未神像は奈良国立博物館に寄託中)

 五尊像は大きさや作風に違いがあり同時期のものではありませんが、いずれも一木造彩色像で、珍しくすべて板光背を付ています
 本尊の背後には、他に例のない帝釈天曼荼羅を描いた板壁がはめられています (国宝)

 ≪金堂の仏像
murou-honzon  金堂の本尊です

 薬師如来立像(国宝):平安時代前期の作

 堂々とした平安前期を代表する榧の一木像
 像高234cmの大きな如来です

 釈迦如来とされますが
 本来は薬師如来として造立されたようです

 均整の整った量感のあるこの像の
 朱色の衣の流れるような衣紋は漣波式と呼ばれる独特のもの
 室生寺様と称されます

 光背には七仏薬師や宝相華・唐草文が華やかに描かれています



murou-11men 本尊の本来の脇侍として造られたようです
 十一面観音立像(国宝)

 装飾的で女性的な優しさの漂うこの像の作風は
 本尊に近い室生寺様です

 ふっくらとした頬などは若い女性を思わせます
 女人荒野「室生寺」では女性のファンが多い像

 八重蓮華座と呼ばれる台座は
 (後世の補作の部分有り)
 平安前期の様式を良く伝えて美しいものです
 光背も後世の捕作です



 中尊の両脇に置かれる薬師如来立像と文殊菩薩立像
 いずれも10世紀の一木造りですが、大きさや作風に相違があり
 江戸時代の中頃に他の堂から移されたと考えられています
 (いずれも重要文化財)

 右端に置かれる地蔵菩薩立像(重文)は平安時代の作ですが
 光背に比べて小さく、本来の地蔵菩薩は室生区中村の安産寺に移されています

 十二神将像(重文)は
 頭上に十二支を付け、誇張のある自由な姿態の表現で、鎌倉中期の特色があります

 ≪弥勒堂の仏像
murou-syaka 弥勒堂の本尊に向かって右の厨子内に安置されます

 釈迦如来坐像(国宝):平安時代前期の作

 螺髪は落ちてしまい無くなっています

 弥勒堂の客仏として安置されます
 平安前期彫刻の白眉として知られています

 どっしりと安定した姿に引き締まった体躯の美男子で
 慈愛の表情が美しい

 写真家土門拳は
 この如来は「日本一の美男子のほとけ」と評しました
 渓谷の清流を思わす衣紋は明快です



 弥勒堂本尊の弥勒菩薩立像(重文)は平安時代前期の作 左手に蓮の花を持ち、引き締まった慈愛の表情が美しい像です 

 本堂(灌頂堂)には中央の厨子に如意輪観音坐像(重文)を安置しています 
 穏やかな作風の桧の一木造りです
 観心寺・神咒寺の如意輪とともに日本三如意輪の一つと称されています

 参考;室生寺のホームページ ・ 中西さんのページ

 室生寺の場所はこちら
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