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「篠原踊り」と「惣谷狂言」

篠原踊り
篠原踊り

 舟ノ川郷で最も古くに拓かれたとされる篠原には「篠原踊」と呼ばれる踊りが伝えられています
 今も毎年1月25日の神事初めに天神社へ奉納されています

 むかしオオカミなどの猛獣が多く出没して村人に害を与えたため
 村中総出で氏神様に狼退治の成就を願う踊りを奉納したところ、願い叶って村の平和を取り戻せたと伝えられています
 
 男性は太鼓を打ちながら歌い踊り、女性はそれにあわせて扇を手に舞い踊る古式豊かな舞踊です
 38曲(48曲あったとも)が今にまで伝えられているそうです
 以前、篠原では天神社に奉納した日の夜にも万福寺において区民総出で踊りが楽しまれたほか、お盆の夜にも踊られていたそうです

 近年は「梅の古木踊」「宝踊」「世の中踊」の3曲を式三番として奉納しています

場所;篠原天神社
問合せ;0747-36-0311(五條市役所大塔支所)
アクセス;近鉄「大和八木駅」またはJR「五條駅」より バスで「宇井」下車 市営バスで「篠原」へ

 五條市観光協会のページ

惣谷狂言
惣谷狂言

 舟ノ川郷にあって篠原の下流にあたる惣谷でも、同じく1月25日に天神社で惣谷狂言が奉納されます
 もとは篠原踊りとほぼ同様の踊りと共に上演されていたそうです

 以前、惣谷では天神社への奉納後、夜に円満寺において踊りや狂言がにぎやかに楽しまれたと言われます

 かつての舟ノ川は、生産物の出荷や物資の買い入れ等で他の地域に出ることはあっても、日常的にはほぼ閉ざされた隠田集落的地域であったことから、こうした芸能文化は人々の娯楽として長く楽しまれてきました

 惣谷狂言も明治40年ごろより演じられなくなり、大正4年に天皇即位の大展に伴う奉祝行事で演じられて以降長く途絶えていました
 前々大塔村史発刊にからみ狂言の保存が提唱されたことを受け、大展時上演の中心人物で狂言伝承の家系であった辻本可也氏が、記録のない状態から苦心の末、自身の記憶を懸命にたどり、台本を蘇えらせました

 昭和32年に惣谷狂言保存会が設立され、8曲が復活して今日に至ります
 現在は毎年1月25日に、8曲のうちの2曲が選ばれ演じられています

場所:惣谷天神社
問合せ;0747-36-0311(五條市役所大塔支所)
アクセス;JR五条駅より バスで「惣谷宮前」下車 徒歩1分

 五條市観光協会のページ五條市のページ

 惣谷でも行なわれていた篠原踊と同様の舞踊は、戦争が激化した昭和15年以降途絶え、篠原踊も明治以降は衰退していました
 貴重な民俗芸能であることから昭和30年12月26日には篠原踊が、昭和34年7月23日には惣谷狂言が、奈良県指定無形民俗文化財に登録されました
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