2017-05

Latest Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

奈良国立博物館の国宝工芸品

刺繍釈迦如来説法図
刺繍により釈迦の説法をする場面を描いています


刺繍釈迦如来説法図

縦207.0cm、 横157.0cm
奈良時代または中国・唐時代(8世紀)頃の作品です

中央に座る如来の周囲に、これを讃える仏・菩薩など五十六体を配した図
すべて鮮やかな色糸の刺繍で表した大作

統一感や奥行き感をうまく表した群像配置や細かな刺繍の技術など、当時の絵画作品としても第一級の出来ばえを示しています

かつては、京都・勧修寺に所蔵されていたそうです

蓮唐草蒔絵経箱
長方形の漆皮箱(しっぴばこ)です


蓮唐草蒔絵経箱

平安時代、貴族たちによって平家納経に代表される豪華で優美な荘厳を具えた経典が写されました
本品はこのような装飾経を納める経箱として制作されたようです

蓋縦31.8cm・ 同横17.6cm・ 総高12.1cm

型で成形した獣皮に漆を塗りかためた漆皮製の経箱
被蓋造(かぶせぶたづく)りで、蓋甲に漆皮箱としては珍しく塵居(ちりい)(甲面と側面の接点にあるわずかな平坦部)を作る

蓋・身とも外面はまばらに金粉を蒔いたのち(平塵地(へいじんじ)という)、大小二種の金粉と銀を多く含む青金粉を蒔き分け蓮唐草を花枝風に表し、間地に蝶を遊飛させている

文様の配置は、蓋甲では中央と四隅、蓋の各側面の中央に蓮唐草文を置くように規則性があり、対称的に整理された文様構成が好まれた奈良時代から平安前期にかけての工芸品の伝統を受けついでいる
対して蓋裏は淡い平塵地に蝶を不規則に散らしており、散らし文が好まれた平安後期の工芸品らしさを見ることができる

身の長側面には精緻な金工技法による金銅製蓮華様の対葉花文をかたどった透彫りの紐金具をつけている

福井・神宮寺の旧蔵品です

牛皮華鬘(ごひけまん)
団扇形の牛皮華鬘の遺例としては最古の品です


牛皮華鬘

華鬘は仏殿内陣の長押(なげし)などに懸けられた荘厳具(しょうごんぐ)で、起源は古代インドにおいて貴人に捧げられた生花で作られたレイのような花輪であると言われます

京都・東寺の旧蔵品です

応徳3年(1086)の塔供養の荘厳に用いられた具と伝えられます
牛皮を透彫し、表裏に彩色をほどこしています

大別して宝相華(ほうぞうげ)唐草迦陵頻伽対向文と宝相華唐草文の二系統が見られる
登号は宝相華を背景に総角(あげまき)をはさんで向かい合う2羽の迦陵頻伽(かりょうびんが)(極楽にいる半人半鳥の瑞鳥)を表しており、鮮やかな彩色と精緻な截金や金銀切箔(きりはく)の手法を用いている
呂号は宝相華唐草文を暈繝彩色(濃淡や色調の違う色を隣り合わせて立体感やぼかしの効果を生む技法)で表す
双方とも地板の一部と覆輪を欠く

団扇形の華鬘は、現在13枚と残片が所蔵されています

奈良国立博物館のホームページ →収蔵品データベース
スポンサーサイト

テーマ:奈良 - ジャンル:地域情報

«  | ホーム |  »

プロフィール

TERA

Author:TERA
奈良中を巡っています

 

カレンダー

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

 

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

 

ブログ内検索

 

 

RSSフィード

リンク

ブロとも申請フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。